診療理念

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■ 診療理念

    すべての病気において,それぞれの病態に応じた最良の治療を行うには,正確な診断が必要となります.そのために当院では,詳細な問診と丁寧な診察に加え,レントゲン撮影とMRICTを用いた画像検査などを行っております.診察においては多少時間をいただくことがあるかもしれませんが,ご了承ください.また当院では診療や治療において,「患者さんの立場が自分自身あるいは自分の家族であったらどのように対処するか」を,常に念頭に置いてアプローチしております.
そして,手術であれば安全で確実な,できるだけ生体に即した合目的で低侵襲な手術,かつ長期に良好な成績が得られる方法を行うようにしております.生体にとって合目的な手術とは,本来生体が持っている自然治癒能力を十分に発揮させることができる理にかなった方法です.常に何か最良で,何か安全であるかを目指して治療しています.

 


■ 得意とする専門分野

  = 脊椎,脊髄疾患 =

 脊椎疾患は上位頚椎から腰仙椎まで,すべてを扱っております.顕微鏡を使っての手術で,できるだけ侵襲の少ない方法を行っております.
頚椎部では椎間板ヘルニアや頚髄症,頚部神経根症などの変性疾患、難病とされる後縦靭帯骨化症の手術を多く行っております.
胸椎部では,黄色靭帯骨化症,後縦靭帯骨化症,椎間板ヘルニア,脊髄腫瘍の治療を多く行っております.
腰椎部では,椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの変性疾患が多く,できるだけ固定術などを併用しない,より安全で低侵襲,確実な手術を行っております.すべての手術において顕微鏡を使用した手術を行っています.
また,骨粗鬆症,脊髄腫瘍の治療,末梢神経も含めた手足のシビレの診断,治療,手術も行っています.

 


 ■ 経歴

 1985

長崎大学整形外科学教室入局

1990

長崎県立島原病院

1996

長崎県立島原病院 整形外科医長,診療部長

2004

島原整形外科 西村クリニック 脊椎センター 開業

1985

医師免許取得

1989

ジンマー賞受賞

1992

日本整形外科学会専門医

1992

医学博士学位取得

2003

日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科指導医

2004

日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医

2018

脊椎脊髄外科専門医

国内留学

1992

富山医科薬科大学整形外科

1993

東北大学整形外科,国立西多賀病院整形外科

2000

広島市立安佐市民病院整形外科

海外手術研修

1995

カンザス大学脊椎外科手術研修

所属学会

日本整形外科学会,日本脊椎脊髄病学会,日本脊椎・脊髄神経手術手技学会,
日本腰痛学会,日本最小侵襲整形外科学会,中部日本整形外科災害外科学会,西日本整形・災害外科学会,西日本脊椎研究会

これまでに,国内外で数多くの学会発表,論文発表を行ってきました.現在も腰痛,ヘルニア,脊柱管狭窄症など脊椎疾患の病態解明,治療法の研究を続けております.

 

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